のみ薬の形(内服薬の剤形)は 糖衣錠、裸錠、フィルムコート錠、カプセル、顆粒、微粒、散剤、内服液など いろいろあります。これは外見上の分類です。
またその特性からは、普通の内服錠、
腸溶錠(胃酸の影響を受けず腸ではじめて溶ける)、
舌下錠(舌下で溶かし口腔粘膜から直接速やかに吸収させる)などがあります。
最近、製剤の技術向上で増加してきたのが、『口腔崩壊錠』です。錠剤を口中に入れると、5〜20秒で溶けてしまいます。
高齢者や幼少児、水分摂取を制限されている場合、また水がないところでも服用が容易にできます。
ストッパー下痢止め、
センパーQT、
ガスター10 S錠
病院などからの医療用では
ガスターD錠(胃薬)
ベイスンOD錠(糖尿病の薬)
アムロジンOD錠(高血圧の薬)
ほんの一例でどんどん増えてきています。
口腔崩壊錠は、口腔内で崩壊しますが、口腔の粘膜からは吸収されないので、
唾液または水で飲み込むようになっていますのでご留意ください。
書いた人
テルゾ |
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