食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があり、
糖尿病、心筋梗塞、高血圧、痔、便秘、大腸の病気などをよぼうすることが
期待でき、1日あたり20〜25gを摂取することが望ましいとされています。
しかし、日本人の平均摂取量は1日あたり14.3gとなっており、これでは
病気の予防は期待できないといえます。
水溶性食物繊維には脂質や炭水化物の吸収を遅らせる働きがあり、
食後血糖値の上昇が穏やかになります。
これは糖尿病の人には嬉しい効果です。
また、腸内で脂質とくっついて体外に排出される働きもあります。
さらに、保水性もあるため、食物の腸内滞留時間を延ばすことによって、
腹持ちをよくする効果もあります。しかし、残念ながら日本人の主食である
白米にはあまり含まれていません。
不溶性食物繊維は、便秘を防ぎ排便時の血圧コントロールに役立ちます。
便秘を防ぐことで痔や大腸の炎症などにも効果があります。
この繊維は便のかさを増やして、便が動くスピードをアップさせるので、毒素などがある場合はそれを早く体外に出すことが期待できます。
また、腸内の環境をたもつことで、がんの原因になるような病原菌から守るといわれています。(略)
◎食物繊維が多く含まれる食品
キャベツ、みかん、ごぼう、さつまいも、なめこ、にんじん、ふきのとう、
ブロッコリー、モロヘイヤ、ライ麦、押麦、りんご、海藻、甘栗、茎にんにく、玄米、西洋なし、千切り大根、全粒粉、豆類
エルエル健康ニュースより
◎食物繊維の多い食物(日常の食生活1回分の量から換算)
おから、甘栗、インゲン豆(乾燥)、オートミ−ル、乾燥ソバ、
小豆(乾燥)、糸引き納豆、大豆(乾燥)、ポテトチップ、トウモロコシ
注目の食物繊維についてのことがありましたので書き込みました。
書いた人
テルゾ |
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