昨日は調剤報酬改定に関する講習会が神戸であり店は休ませていただきました。
保険調剤報酬の説明会に合わせて、
調剤ミス・調剤事故に通じる「ヒヤリ・ハット事例」を
全国展開で収集する作業に参加の呼びかけがありました。
調剤ミスには、
アクシデント事例
インシデント事例
ヒヤリ・ハット事例
に分けることができます。
アクシデント事例とは文字通り患者さんにおよぶ事故のこと。
インシデント事例は事故に繋がるような事例でも
実際には事故に繋がらなかった潜在事例のこと。
ヒヤリ・ハット事例は調剤薬の数量を間違ってたり、
薬袋の入れ間違いや患者さんを間違えたりなど、
患者さんに薬を手渡す前に気づいた事例を指します。
また薬を持ち帰った患者からの間違い指摘があった時なども含むようです。
このような一瞬ひやっとしたりはっとした事例を収集して改善策を練ることでアクシデントにつながる恐れのある調剤ミス再発防止に通じます。
世の中、正しい漢字があるのにわざわさカタカナ語句で表現するような昨今ですが
「ヒヤリ・ハット」はなかなか上手い表現の造語ですね。
書いた人
テルゾ |
comments(0) | - |