昨日のブログにでてきた「柴胡加龍骨牡蠣湯」の龍骨は動物の化石、
牡蠣(ボレイ)は、そう!!海のカキのこと。
カキは古くから食用として私も好物ですが、
薬用部分はその貝殻です。
これまた古くから漢方原料薬として使われています。
主成分は炭酸カルシウムです。
「気を鎮め精神不安を改善する」目的に使われます。
また荒れた胃腸や胃酸過多を抑えるために和漢胃腸薬《大草胃腸散》にも牡蠣が配合されています。
牡蠣の身は「海のミルク」と呼ばれるほど高栄養食品で各種アミノ酸、
タウリン、アデノシンやグリコーゲンが含まれています。