同じ名称の皮膚外用薬なのに、
○○○軟膏、○○○クリーム、○○○ローションと種類があるものがあります。
しっしん、皮膚炎、かぶれ、かゆみなどに効能がある副腎皮質ホルモン剤の外用薬にこの区別があります。
効能は共通しているのですが、薬を溶かしている基剤によりちがい、
患部の状態によって使い分けます。
皮膚が乾燥している場合でカサカサしている時は「軟膏」、
赤みがあるときは「クリーム」や「ローション」が適しています。
皮膚がただれたり、ジクジクしている時は、皮膚を保護する「軟膏」を用いるのが原則で、
化膿の可能性が考えられる時は、「抗生物質入り軟膏」をチョイスします。
髪の毛の中の頭皮などは「ローションが」適しています。
このようにそれぞれを使い分けることで、効き目もちがってきます。
詳しくはご相談ください。